レジャー

不純な気持ちでは参拝できない!?日本有数のパワースポット『眞名井神社』

元伊勢籠神社からもう少し奥に入ったところに、眞名井神社があります。
籠神社の駐車場に車を停めて、眞名井神社まで歩いて行ってみませんか?

子供連れだと少し時間がかかりますが、途中の道も自然がいっぱいでお散歩気分でした。
わが家が行ったのは夏だったので、クワガタやヤモリを探しながら歩きましたよ。

眞名井神社はパワースポットと言われるのも納得の神秘的な場所。
地元の天橋立観光協会HPには【不純な気持ちでの参拝はお控えください】と書かれており、そんな場所はあまり見たことがなかったので驚きました。

籠神社ほど参拝する人は多くないですが、行かないのがもったいないくらいの神社でした。

私が個人的にオススメしたい見所をご紹介します。

ここを見てきて!眞名井神社の見どころ3選
  • 入り口に佇む狛龍
  • 神様が天上より持ち降りたといわれる御神水
  • 古代より受け継がれる祭祀場「磐座(いわくら)」

遊び半分の参拝はお勧めしません。
敬意を持ってお詣りする方は、ぜひ訪れてみてください。

眞名井神社ってどんな神社なの?

眞名井神社は籠神社の奥宮であり、籠神社が創建されるまでは本宮とされていたそうです。

伊勢神宮外宮で祀られている豊受大神は、元々眞名井原に鎮座されていたとのこと。
その眞名井原に造られたのが眞名井神社だそうです。

宮津市の広報さんが出されている記事がとてもわかりやすかったので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

宮津市広報さんの記事はこちら

とってもわかりやすくてオススメです
見てるとまた行きたくなっちゃう

『眞名井』とは水に付けられる敬称だそう。
境内では今もこんこんと眞名井の水が湧き出ており、参拝者が御神水をいただいて帰ることができるようになっていました。

水筒など、入れる容器を持って行ってくださいね。
ちなみに、私はお茶の入っていたペットボトルに入れていただいてきましたよ!

駐車場はあるの??
籠神社から眞名井神社までの行き方について

眞名井神社に駐車場はありましたが、数が多くはないし道も狭いです。

観光で行かれる方は籠神社の駐車場に停めて、歩いて参拝するのがオススメ。
駐車料金は700円。
午前7時半〜午後6時まで停めておくことができます。
元伊勢籠神社のHPはこちら


案内板も適所に用意してくれているので、迷うことなく眞名井神社にたどり着くことができました。

眞名井神社までの道のりも自然がいっぱい。
クワガタやヤモリなど、いろんな生き物に出会うことができました!!

子連れでも楽しめる?天橋立に行ったら『元伊勢籠神社』へお詣りしよう 夏休みに出かけた天橋立。今回天橋立を選んだ理由は、日本三景の中で唯一、私が言ったことのない場所だったからです。 宮島(広島県)、...

ここは見てきて!眞名井神社の見どころ

神聖な場所である眞名井神社。
もちろん見どころもいっぱいです。

でも、知らなければ気付かないからもったいない!!

この記事を読んでくれているあなたにぜひ見てきてほしい場所。
いくつかピックアップしましたので、ぜひあの不思議な空気に触れてきてください。

狛犬ならぬ狛龍

普通、神社の入り口には狛犬が鎮座していますよね。
でも、眞名井神社の入り口には龍がいるんです!

なぜ龍が守っているのか?
豊受大神って何者なの??

日本神話を調べているときにYouTubeで見つけたTOLAND VLOGさん。
私が気になっていた部分、疑問にも感じていなかった部分、たくさん深掘りしてくれていてめっちゃ面白い!!

事実なんてわからないけれど、神話のエンタメとして最高です。
お好きな方は見てみてくださいね。

天の眞名井の水

天村雲命(アメノムラクモノミコト)という神様が「天の眞名井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降りたと言い伝えられています。
眞名井とは水につけられる敬称です。

最初、日向(宮崎県)の高千穂の井戸に遷され、次に眞名井原の地にある井戸に遷されたと言われているそうです。

その後、倭姫命(ヤマトヒメノミコト)によって伊勢神宮外宮にある上御井神社の井戸へ。
倭姫命は、天照大御神の御魂を鎮座する処を求めて伊勢神宮を創建したとされている方です。

そんな由緒ある御神水を、自由に持ち帰ることができるようになっていました。

容器はありませんので、ご自分で用意して参拝してくださいね。

いただいた御神水は、お風呂におちょこ1杯分入れて入浴することで、禊ぎになるそうですよ

古代の斎場 磐座

眞名井神社の御神体は磐座です。
境内は撮影禁止となっていますので、籠神社HPより写真をお借りしました。

磐座は巨石であり、縄文時代から祭祀場として使われていたそうです。
迫力がありますよね。

眞名井神社の裏には古代の祭祀形態である磐座(いわくら)が鎮座し、その磐座(神が宿る石)で神祀りが行われてきました。神を祀る常設の社殿(神社)が無い時代の人々は大きい木や岩石、島や川などに神々が籠もると考え、それらを崇拝対象として神祀りを行っていました。眞名井神社境内地には縄文時代から人々が住んでいた証である縄文時代の石斧や掻器などが出土し、また弥生時代のミニチュア祭祀土器破片や勾玉が出土しています。そのため眞名井原一帯は縄文時代から神聖な地と考えられ人間が生活を営み、神々をお祀りしていたことが窺えます。

籠神社HPより


霊感なんてない私でも感じる、厳かな雰囲気。
大きな声で話すこともはばかられる感じでした。

古くからある神社やお寺などは、力のある土地に造られていると聞いたことがあります。
縄文時代から人々が祈り続けてきたこの場所は、とてつもない力を持つのかもしれません。

日本屈指のパワースポット。
ぜひ、敬意を持って参拝してきてくださいね。

眞名井神社に参拝した人だけが買うことのできる御守り

色々なお守りがありますが、眞名井神社に参拝しなければ購入できないものがあります。
種類は、籠神社のHPでご覧になってください。

眞名井神社にも社務所はありますが、毎日開いているわけではないそうです。
籠神社の社務所で『眞名井神社にお詣りした』と伝えることで、購入できるかもしれません。

眞名井神社のお守り・・・ご利益がありそうな気がしてしまうのは私だけでしょうか?

御守りは、きちんとお詣りしてからいただいてくださいね

天橋立に行ったなら、眞名井神社は外せない!!

どうでしょう。
眞名井神社に行ってみたくなってきましたか??

籠神社に比べると、参拝される方はとても少ない眞名井神社。
でも、本来の神社の場所はこちらです。

行くとわかる圧倒的な空気。
ここまで読んでくれるあなたには、ぜひ肌で感じて来てほしい。

天橋立に行ったなら、ぜひ眞名井神社に参拝して来てくださいね。
くれぐれも、遊び半分で行かないようご注意を!